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ゆずは、柑橘類の中でもひときわ良い香りのする種類です。
爽やかな香りと酸味で料理を引き立てる名脇役として親しまれています。
このページではそんなゆずについて、知っているようで知らない情報を分かりやすくご紹介します。
 
柚子はみかんの仲間、かんきつ類

ゆずはミカン科ミカン属に分類される柑橘類の一種です。みかんやレモン、スダチ、カボスなどの仲間で、独特の爽やかな香りと酸味があります。
ユズの酸味は強く、皮が固いことなどもあり、みかんのようにそのまま食べることはあまりありません。
しかし果汁や皮、もちろん実そのものも、さまざまな料理に使うことができ、日本料理の他フランスなどでも注目されている食材です。
漢字では「柚子」と表記されるゆずは、原産地は中国とされていますが、日本でも古くから栽培されています。

 
千年以上!?柚子の歴史
ゆずは中国揚子江上流域が原産地とされていて、日本には奈良時代もしくは飛鳥時代に渡来、当時は薬用などの用途で栽培されていたと古い記録に残されています。
その後、ほぼ日本全域で栽培されるようになり、現在では、日本全国の栽培量の約70%を高知県と徳島県が栽培しています。
 
 
柚子の大馬鹿十八年!?
『桃栗三年柿八年、枇杷は九年で生りかかり、柚の大馬鹿18年』という言葉がありますが、これは果実が収穫できるまでこれくらい長い年月がかかることを表しています。
 
 
柚子の花言葉は「健康美」「汚れなき人」
ゆずの花は白く小さな花で、香りもよく、観賞用としても親しまれています。 この白く小さな花の印象から「汚れなき人」、そしてゆずの持つ美肌やむくみを改善する効果から「健康美」という花言葉がついています。
この白い花が咲くのは、おもに5月から6月頃で、ゆずの実自体は8月から12月頃に収穫されます。
 
 
柚子のシーズンは冬、柚子の旬について
ゆずは初夏にかけて花が咲き、その後実をつけます。8月~9月の夏の時期には青玉とよばれる熟す前の緑色の実が収穫され、これがゆず胡椒などに利用されます。この段階では果汁は少なめです。
 
 
10月に入るとゆずが黄色く色づき始めます。
そして10月末~11月初旬に毎年青果の収穫がスタートします。
特に11月~12月にかけての時期が収穫の最盛期になりゆずが最も旬な季節です。
 
 
ビタミンCはレモン以上!
柚子の栄養成分

ゆずにはビタミンCやビタミンB群のパントテン酸、カリウムなどが含まれています。
特にゆず全体のビタミンC含有量は日本の柑橘類の中でNo.1といわれています。

ゆずの主な栄養成分
・有機酸(クエン酸、酒石酸、リンゴ酸等)
・ミネラル類(カリウム、カルシウム等)
・ヘスペリジン
・リモネン
・β-カロテン
出典:日本食品標準成分表(八訂)増補2023年より

 
知られざる驚きの柚子パワー

ゆずには豊富なビタミンCが含まれており、風邪を予防し、美肌をつくるといわれています。免疫力を高め、毛細血管を刺激して血行を促進し、保湿作用のあるリモネンなどの香り成分が含まれています。冬至にゆずを浮かべたお風呂に入ると、身体が温まり、一年中風邪をひかないといわれるのは、このためです。
また、ゆずの効果・効能は、実、皮、種の部分によって違います。それぞれの効果効能についてご紹介します。

 
ゆずは皮を剥いてそのまま食べる生食には向きませんが、爽やかな酸味が胃液の分泌を促して消化を促進します。また魚肉の毒を消すとされています。クエン酸は食べ物を速やかにエネルギーに変換し、疲労回復筋肉痛の改善に役立つと言われています。
ほかにも、高血圧予防むくみの改善便秘解消などへの効果・効能も期待されています。
 
 
ゆずの種の表面のヌルヌルした部分は、ペクチン質と呼ばれるもので、血糖上昇の予防コレステロール値のコントロールをする働きがあります。また、血行を促進するピネンやリモネン、抗炎症作用のあるナリンジンなども含まれます。
これらの作用で血液の循環も良くなり、冷え性リウマチの症状が改善されると考えられています。保湿・保水成分があることから、種を使った化粧水は顔から全身に使え、あかぎれしもやけなどにも効果的とされています。
 
 
ゆずの白い綿の部分や筋の部分には、ヘスペリジンというポリフェノールの一種が多く含まれています。このヘスペリジンが、血管を強化しむくみなどを防ぐ役目があります。また、血流を改善する役目があり肩こりや、冷えの改善が期待されます。
このほか、高血圧の改善中性脂肪悪玉コレステロールを下げる役目もあり、ゆずに含まれるヘスペリジンの量は、みかんの20倍、レモンの3倍と柑橘類の中でもダントツに多く含まれます。
 
 
幅広くご利用ください!柚子の様々な使い方

搾った果汁をそのまま

ゆず果汁がおすすめの理由は、柚子を丸ごと玉のまましぼっているからです。
柚子の果皮には特にビタミンCをはじめ、多くの栄養素が含まれています。

 
ゆず果汁をそのまま!
ゆず果汁をお酒のおちょこ1杯(30ml)分を毎日飲むのもおススメです!
レモンの3~4倍のビタミンCを摂取でき、酸味が効いてスッキリします。
風邪予防にも効果的です。
 
 
ドリンクのアクセントとして入れて
冷たいお水や炭酸水などに入れて香りを楽しんでいただいたり、レモンサワーをゆずサワーに変えても。ビールに入れれば柚子風味のカクテルビールの出来上がりです。
 
 
デザートのアクセントとして入れて
果汁をヨーグルトやデザートなどに入れて、爽やかな風味を楽しんでいただけます。
 
 

ゆずの調味料は様々な料理に

 

調味料としてのゆずは使い道いろいろ
かぐらの里では、柚子胡椒、ゆずポン酢、ゆず味噌、ゆずドレッシングといった様々な調味料を作っています。香りと酸味が良いアクセントになります。

食用以外にも

香りの良さや、ゆずの持つ成分から食料以外でも様々な用途があります。

化粧水
ゆず種の表面のヌルヌルしたペクチン質はビタミンCを多く含んでおり、肌の美白効果があると言われています。保湿・保水成分があることから、種を使った化粧水は顔から全身に使え、あかぎれやしもやけなどにも効果的とされています。
 
 
柚子湯(ゆず風呂)
12月の冬至にはゆず湯に入るという日本の習慣があります。
江戸時代に始まったとされる柚子湯は「邪気を祓い、融通良く生きられる」「柚子湯に入ると風邪 をひかない」といった言い伝えや、柚子が持つ効果効能から、多くの人に愛されています。